みなさんは「飛馬」という名前の人に出会ったことはありますか。
実際にはなくても、インスタグラムの漫画で目にしたことがある!という方は、多いのではないでしょうか。
一見キラキラネームに見える「飛馬」は、本当にキラキラネームなのか?出生届は受理されるのか?という点について、今回は紹介します。
また、「飛馬」という漢字と「ペガサス」という読み方の
成り立ちを紐解くと、親御さんの深い願いがあることが分かりました。
この記事では
- 社会的な影響
- 知られざる、名前の由来
について紹介していきます。
飛馬はキラキラネームになるのか?
「ペガサス」読みだとキラキラネーム
そもそも“飛馬”という名前は、キラキラネームなのでしょうか。
キラキラネームとは、一般的な日本の名前と違って、
個性的で華やかな響きや漢字を使った名前、といわれています。
そのため、“飛馬”がキラキラネームに当たるかどうかは、読み方次第ということになります。読みが“ペガサス”だと、キラキラネームに当たると考えられます。
「ひゅーま」や「ひま」読みだと、脱キラキラネーム
読み方次第でキラキラネームには当たらない可能性のある“飛馬”。
例えば“ひゅうま”が読みだと、名乗り読みの範囲内であるため、
ぎりぎりキラキラネーム扱いにはならないと考えられます。
“ひま”という読み方は、飛の音読み、馬の訓読みに当たるため、
スムーズに読むことができ、キラキラネームに当たりません。
同じ漢字でも、読み方次第でキラキラネームかどうかが決まるのは、おもしろいですね。

飛馬の出生届は受理されるのか
改正戸籍法ってどんな法律?
インスタグラムの漫画でもあったように、
今までであればキラキラネームである
ペガサス読みの飛馬という名前は、役所で受理されていました。
しかし、2025年5月26日に改正戸籍法が施行されたため、
現在は出生届の受理に一定のルールが追加されました。
戸籍に氏名のフリガナが記載されるようになったため、
漢字の読み方として一般的に認められているもののみが、
出生届で受理されるようになったのです。
今は施行されたばかりということもあり、
市町村で判断が異なるらしく、
受理される目安にはばらつきがあるそうです。
飛馬で“ペガサス”どこを確認されるのか
改正戸籍法が施行されたことで、
戸籍上の氏名にカタカナでふりがなを付けることが
義務化されました。
戸籍上での氏名のふりがなは“氏名として用いられる文字の読み方として、
一般に認められているものでなければならない”という基準が加わりました。
また、読めるかどうか以外にも、下記のような文言も発表されています。
- 社会的に混乱をきたすような読み方はNG
- 差別的など明らかに名前にふさわしくない読み方はNG
- すでに使われているふりがなは認める
- 常用漢字表や時点に掲載されていなくても、届出者の説明を受けた上で認める
飛馬で“ペガサス”は、社会的な混乱は起こらないだろうし、
差別的でもありません。
ただ、一般的に読めるかどうかが基準になると思うので、
届出する方が、しっかりと説明できれば、
もしかしたら受理してくれる役所がどこかにあるかもしれません。

「飛馬」の由来
キラキラネームのイメージが強い「飛馬」という名前ですが
名前の由来を考えると、深い意味が込めれているとわかります。
「馬」は強い人間に育って欲しいとの願い
古代中国では「飛ぶように跳ねる馬」は「強さ」「速さ」「自由」
の象徴でした。
名前に「飛馬」と付けることによって子供に
- 困難に打ち勝つ強さ
- 人より先にでる速さ
- 誰にも支配されない自由を持つ
という願いが込められて名付けられています。
活躍を想起させる中国の詩文や故事
「馬」という字には「活躍」を想起させる「詩文」や「故事」が
あります。
「世に伯楽(はくらく)有れども、而して後千里馬有り」
✳︎名馬(千里馬)は、良い馬を見る目をもつ伯楽(はくらく)がいて初めて価値が発揮される。
「千里を走る馬」=「飛ぶように走る馬」と考えられ
「飛馬=才能のある子に育つ」との願いがある。
「汗血馬とは、走ると血のように赤い汗を流す名馬である」
*驚異的な能力を持つ伝説級の馬
「非凡・英雄性」の象徴とされ
「強さや個性」を持って欲しいとの願いがある。
このように「詩文」「故事」で「飛躍をイメージさせる」「馬」に
「さらに高く飛躍」する「飛」を合わせることで
子供に「大きく育って欲しい」との願いが込めれれて
名付けられています。
単なる「キラキラネーム」ではない、「飛馬」という名前の
一面です。
「ペガサス」という読みは「翼を持つ馬」
「ペガサス」は「翼を持つ馬」でギリシャ神話に登場します。
羽を持つことから「特別」な馬であることがわかります。
「ペガサス」という馬は「理想・自由・才能・インスピレーション」の象徴
「ペガサス」は羽を持つ馬です。その羽で自由に空を飛び回ります。
「自由に伸び伸びと育って欲しい」。そんな願いが込められています。
また、神話の中で地面を蹴り上げた時に「詩の泉」が湧き出たと
伝えられています。
そのため「才能やインスピレーション」の象徴と捉えることができ
「感性・表現力・クリエイティブな才能を持つ子に育つように」との
願いが込められています。
「ペガサス」という読み方では「キラキラネーム」と捉えてしまいますが
その背景にある「願い」を知ると「深い意味」で名付けられたことがわかります。
飛馬が姓名判断でぴったりの苗字は?
字画数でぴったり!ベスト3
姓名判断の基本的な流派(五格)に基づき、飛馬という名前に合う画数の苗字を調べてみっました。ベスト5は以下の通りです。
・東條(とうじょう)
苗字で19画、人格(東の8画+飛の9画)で17画、総格(苗字19画+名前19画)で38画
人格と総格で吉となります。
・秋月(あきづき)
苗字で13画、人格(月の4画+飛の9画)で13画、総格(苗字13画+名前19画)で32画
人格、総格ともに大吉となります。
・如月(きさらぎ)
苗字で10画、人格(月の4画+飛の9画)で13画、総格(苗字10画+名前19画)で29画
人格で大吉、総画で吉となります。
飛馬に1番合う苗字は、秋月という結果でした。

飛馬は避けた方が無難・・・ワースト3
反対に、飛馬という名前をつけることを避けた方がよい苗字についても調べてみました。
・佐藤(さとう)
苗字で25画、人格(藤の18画+飛の9画)で27画、総格(苗字25画+名前19画)で44画
人格で凶、総画で大凶となります。
・鈴木(鈴木)
苗字で17画、人格(木の4画+飛の9画)で13画、総格(苗字17画+名前19画)で36画
人格は吉ですが、総格で凶となります。
・長谷川(はせがわ)
苗字で18画、人格(川の3画+飛の9画)で12画、総格(苗字18画+名前19画)で37画
人格が凶で、総格が中吉となります。
最も合わない苗字は佐藤になります。もしも名前の候補にある場合は、違う画数の漢字を探してみてもいいかもしれません。

“飛馬”がキラキラネームかどうかは、読み方にポイントがあることを今回は紹介させていただきました。現在の法律上で、出生届が受理されるかどうかも、読み方次第ということになります。これから子どもに名前をつけようと考えている方は、読み方にも気をつけて考えていくといいかもしれません。役所により、受理の判断が異なるそうなので、どうしても使いたい漢字や読み方がある場合は、事前に提出予定の役所に確認する方が、産後安心して出生届を提出できると思います。名づけをする際は、親の気持ちや願いももちろん大切ですが、今後その名前をずっと使い続ける子どもの未来を1番に考えて、名前をつけてあげましょう。
